前回の続きです!
NICUに空きができてやっと古巣のS大学病院に転院できることになり、今日もしくは明日以降であれば双方の病院で転院の対応が可能とのことだったので善は急げ、ということで「今日転院させてください!」と申し出ました。
結果、この判断が後にとても重要だったということが分かるのですが、妊婦って直感力がかなり冴えてるらしく、私もこの時自分の直感を信じて早めに転院して良かったなと思っています。
当日の転院を申し出た私にJ大学病院のスタッフさんはとても手際良く対応してくれました。J大学病院の方がS大学病院よりも病棟や病室が新しくてキレイだったのでその点だけかなり名残惜しかったですw
荷造りやお会計も済んで、救急車の到着を待ってから乗車。この時も先生が同乗してくれました。救急車で搬送する時って必ずお医者さんも同乗するルールなのかな?前回搬送された時はサイレンは鳴らしてなかったのですが、今回はなぜかサイレンを鳴らして搬送されて、大事感にまたメンタルをやられました・・・。(妊娠中は結構な豆腐メンタルでした。)
切迫早産と診断された妊婦なので、必要に応じた適切な措置のはずなのに豆腐メンタルなので私なんかのために救急車が出動していろんな人に迷惑をかけている、とその当時は思ってしまって救急車の中で一気に意気消沈してしまいました。
S大学病院に着くとそのままストレッチャーでLDR室で採血、NSTベルト、点滴、心電図?等の処置が。救急車からの怒涛の処置で疲弊しきっているLDR室で再会したのは搬送の時にお世話になったM先生!
顔見知りの先生たちに囲まれて少しホッとしたのもあり、全ての処置が終わってひと段落した途端、涙が。
私の涙を見逃さなかった助産師のMさん。(先生も助産師さんもイニシャルがMでややこしいw)
「お腹の赤ちゃんのことも気遣いながら転院したり、いろいろあって大変でしたね。でももう大丈夫ですよ。無事に戻って来れたし、赤ちゃんも元気だし、お母さんも元気でいないと。」と言っていただき、またも号泣。
あの時のMさんの優しい言葉、今もしっかり覚えているくらい嬉しかったです。妊婦健診でずっとお世話になっていた通い慣れた病院。やっと戻って来れた安堵感も大きかったです。
S大学病院でもMFICUに入院することに。こうして私のS大学病院での入院生活がスタートしたのでした。地味に嬉しかったのはJ大学病院よりS大学病院の方が病院食が美味しかったことw
無事戻って来れて嬉しいけど、私はいつまで入院するのか。どんなお産になるのか。そんなことを考えながら眠りについたS大学病院での入院生活2日目。
深夜に突然「じょわぁー」と温かいものが漏れる感覚が・・・!
次回、出産編に続きます!
最後まで読んでいただきありがとうございます!