前回の続きです!
緊急帝王切開になることが決まって、診察台でオペ室への移動する前にいろいろと準備を行うことに。
剃毛して、尿管入れて、ストレッチャーに乗り換え。
陣痛の痛みが引いている時は余裕があるものの、痛みが押し寄せている時はもう悶絶。
腰が爆発しそうな勢いで痛い!
私は生理痛が結構重いタイプなので、それに比べたらマシ!と思える余裕がこの時はまだありました。
痛みに耐えながら、オペ室移動まで待機。
オペ室の準備が整ったということでやっとストレッチャーで移動。
ガラス張りの渡り廊下をストレッチャーに乗せられ移動してる時、もう日の出近くの時間だったので朝日が見えて「こんな綺麗な秋晴れの日に双子を出産できるのかー」と嬉しく思ったこと、今となってはいい思い出です^^
オペ室に到着するとオペ担当のそれぞれの先生、看護師さんから挨拶が。麻酔科医、手術室ナース、助産師、産科医、小児科医など勢揃い。
みなさん手術着で完全防備。ドラマで見るような感じ。とてもかっこよく頼もしい。
4:20にオペ室に到着すると、まずは服を脱いで心電図みたいなものを取りました。
この時にはもう腰が結構な激痛に。内心、もう早く麻酔打ってくれ!!という感じ。
そして腰を丸くして、ようやく麻酔注入。注入するときの痛みは採血レベルで全然痛くなかったです。そのあとすぐに足がぽかぽかジンジンしてきて下半身の感覚がなくなって、陣痛の痛みも治まりました。麻酔すごい!!
麻酔のおかげでここからかなり冷静に。オペ中はかなり眠くなりましたが、途中麻酔の影響で少し気持ち悪さが出て来たので吐き止めの薬を入れてもらうなどしました。
麻酔科の先生が終始話しかけて、とても穏やかな気持ちでいられました。
痛みは全くなく、感じるのはお腹を引っ張られている感覚と焦臭い匂いのみ。
そしてついにその時が・・・!
先生から「赤ちゃん出ますよー!」との声。
まずはリク、そして1分後にリオが誕生。
2人の産声を聞いて涙腺崩壊。小さいながらも元気な産声をあげて生まれてきてくれました。
みなさん適切に且つ迅速に処置してくれて終始安心したお産オペでした。
リクは自発呼吸もしっかりしていて少し触れることもできました!めちゃくちゃ可愛かった!
リオは少し呼吸のお手伝いが必要だったので触れることはできなかったけど遠目からしっかり確認!めちゃくちゃ可愛い!こんな可愛い子たちがお腹にいたのか!と。
先生が「お母さんのところから赤ちゃんがしっかり見えるようにしますね」と気遣ってくれて、それもとても嬉しかったです。出血量も普通で子宮、卵巣もキレイとのお墨付きまでいただきました。
リクは1500g、リオは1400gほどでした。双子は生まれてすぐNICUへ。
我が家の双子については下記に詳細を書いています。
オペの後、私はMFICUのお部屋に移動して心拍、血圧、脚のむくみ、お腹の張りなどの経過観察。
お昼過ぎには旦那さんが病院から連絡をもらってNICUへ。2人とも元気との説明を受けて旦那さんリオリクと初対面。
その後、旦那さんと対面。リオリクの様子を教えてもらって一安心。それまではリオとリクの状況が全くわからなかったので不安で不安で生きた心地がしませんでした。
私は帝王切開後1日は絶対安静なのでオペ後は双子に会いに行けず、旦那さんから様子を聞くのみ。もう早く会いに行きたくてずっとうずうずしていました。翌日会いに行けた時、どんなに嬉しかったか!
思っていたよりもかなり早い、31週での出産となりましたが無事にリオリクが生まれてきてくれて本当に良かった。
産後の経過についてはまた書きたいと思います!
私の経験が誰かのお役に立ちますように。
最後まで読んでいただきありがとうございます。